自家焙煎講座 : お家で楽しめる究極?の自分流珈琲を作りましょう! |
必要な器具 ・焙煎に使える道具。
・コーヒー豆の冷却用のザル。
・コーヒー豆冷却時に使う扇風機または
ドライヤー。
・軍手 |
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ここでの焙煎器具は手網ハンドロースターを使用しています。
その他の器具として、焙烙などがあります。
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1.コーヒー生豆(なままめ)を焙煎器具に入れます。
器具によって投入できる量が違いますが、おすすめとしては
50〜100g前後。
あまり沢山の量を一度に焙煎しようとするのではなく、少量の
コーヒー豆にしっかり火を入れてあげて下さい。 |
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2.火を付けます。
火の強さは「中火」。
※必ず換気扇を回しましょう!
※手網や焙烙の様なタイプの注意点
・火から5〜10センチ位離したところで振って下さい。
・「ムラ焼け」を防ぐために、休まずよ〜く振り続ける。
よ〜く攪拌しながら焼いて下さい。
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3.音を聴く。
焙煎開始から約7〜8分位でコーヒー豆に火が入り膨張
します。その時に亀裂ができ音が鳴ります。
これを「ハゼ」と言います。パチパチ!、パキパキ!と鳴り
ます。
1回目のハゼ「イチハゼ」は豆によって音の数や大きさが
異なります。
火が強すぎたり、又は弱すぎたりすると「イチハゼ」が起こ
らない事もあります。
2.の注意点に気を付けて火加減を調整して下さい。
「イチハゼ」は1〜2分位で鳴りやむと思います。
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4.仕上げ。
更に焼き続けてゆくと、2回目のハゼ始めます。
これを「ニハゼ」と言います。
ハンドローストでは、最低でもこの「ニハゼ」までは焼いた
ほうが良いでしょう。
確実に失敗が少なくなります。
「焼き上がり」のタイミングは、この「二ハゼ」から何秒経過
したかで判断します。
例えば、あまり苦味が出ない方が良ければ、「二ハゼ」が鳴り
始めてから約5秒以内で上げる!と言った感じで、あとは
お好みに合わせて焼き加減を調節して下さい。
焼き上がりの目安・・・10分〜15分(50g〜100g)
くれぐれも、焼き過ぎには注意して下さい。
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5.冷却
そして「冷却」です。
「冷却」はとにかく早く行い、コーヒー豆の熱を取ります。
焼き上がったらすぐに「ザル」などに移します。
そこに、扇風機やドライヤーなどで冷風をしっかりと当て
ます。
ザルの下から掃除機でもOKです。
冬場・・・すぐ冷めます。
夏場・・・冬場のように冷たさを感じる程冷めませんので
ほんのり暖かいぐらいまで冷めたらOKです。
焙煎器具も冷まします。
そして最も重要な作業、「後片付け!」
ここを怠ると次からさせてもらえなくなるかも?しれません。
結構広範囲に「燃えカス」や「チャフ(渋皮)」が飛んでい
ます。
掃除機でしっかり掃除して下さい。
焙煎前より綺麗になっていたら、きっと喜んで頂けると
思います?!。
くれぐれも、火の元には十分気を付けて楽しんで下さい。
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6.選別(ハンドピック)
最後に「選別」します。
選別(ハンドピック)には2つあり
・生豆のハンドピック
・煎り豆のハンドピック
どちらのハンドピックも異物や傷んだ豆などを取り除くことが
目的です。
生豆の時では「カビ豆」「黒豆」「未成熟豆」
「石などの異物」が分かりやすいです。
煎り豆では「乾燥豆」「死に豆」のような白っぽい豆や
焼き過ぎた豆が良く分かります。
出来れば「焼く前」と「焼いた後」の両方でハンドピックを
して頂くと、より美味しいコーヒーが出来上がります。
マンガ、自家焙煎編「トホホな焙煎ライフの巻」 |
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