1. 布フィルターの水気をしっかり絞って取って下さい。 この時「柄」の付いているネルフィルターは、片方で「柄」を持ち、 もう片方でフィルターの先の部分を「ギュッ」と握ります。 そのまま「柄」を横に「クルクル」と回して「ギュッー」と絞ります。 その後、形を整えてコーヒーの粉を入れて下さい。 |
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2. 人数分の粉を入れます。 ※メジャースプーンは、豆で1杯10g、粉で1杯12g の物を使用しています。 |
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ネルフィルターの中心部分にコーヒーの粉が集まるように、 スプーンで何度かコーヒーの粉を突き刺し詰め込みます。 ネルフィルターの先の方が少し固くなればOKです。 その後、コーヒーの粉の真ん中を指で軽く「くぼみ」を作ると 全体にお湯が行き渡り易くなります。 |
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3. まずは軽く湿らせる程度のお湯を掛けて、粉を蒸らします。 ※お湯は、沸騰させ火から下ろし30秒ほど待ってから注いでください。 <プロの技!>ネルフィルターは「円すい」のような形になっている為、中心がとても深くなっています。 その為コーヒーの粉が「真ん中」に集中します。お湯を注ぐ時も「真ん中に多めに注ぐ感じ」で、 そして「外側は軽くかける程度」を意識して注いで下さい。 「蒸らし」の場合もお湯は「真ん中」を意識して注ぎます。 しかし、あまり真ん中を意識しすぎて「蒸らし」のお湯が多くなりすぎてコーヒーが「ダラダラ」と 下から出ないように注意!数滴「ポタポタ」と落ちる程度になるように頑張って下さい。 ※蒸らし時間は約30秒 |
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4. 残りのお湯を注ぎます。. コーヒーポットをお持ちの方は、「の」の字を、やかんの方は、「一」の字を描くように注いでください。 「の」の字の注ぎ方は、1つ穴のドリッパーを同じ様に「中心→外側→中心→外側・・・」と 螺旋状の連続運動をしながら注湯して下さい。 <プロの技!>ネルフィルターには「中煎り〜深煎りコーヒー」がおすすめ! ネルの特徴が良い形でいかされます。 深煎りコーヒーの場合「お湯の温度」は少し低めがよい。(ペーパードリップも同様) 沸騰させたお湯を火から下ろして45秒〜1分程待ってから注ぎ始めます。 約80〜85℃が適温。1〜2杯分では「糸」の様に細いお湯を「の」の字を描きながら、 中心からゆっくりと外側に向かって注ぎます。 注ぐときは、側面に当てないように注ぎます。(端から約1p位にはお湯を当てない。) |
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5. 人数分まで抽出します。 人数分に達したらネルフィルターをサーバーの上から 外してください。 |
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抽出のスピードで味の濃さも変わります。 「ネルフィルターは深煎りコーヒー豆がおすすめ」と書きましたが、 もちろん「浅煎りコーヒー」でも使えます。 「浅煎り」の場合は、お湯の温度も高めで抽出のスピードも早くした方が アクの少ないスッキリさが出て良いと思います。 |
ネル・ドリップ編:大量抽出にも向いています。アイスコーヒー作りにおすすめ! |
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必要な器具 ・布フィルター ・メジャースプーン ・サーバー ・ポット(細口のものが適しています。) ![]()
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